ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること

連載

UAではたらくヒト

ユナイテッドアローズで働く30名のスタッフを迎え、入社1年目の方から順にインタビュー。感謝の気持ちを感じた瞬間と伝えたいヒト。そして後輩からの質問にお答えいただきつつ、1年上の先輩にも質問していただくリレー方式でお届けします。

Photo:Mitsugu Uehara

入社10年目

井元 直幸

ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ なんば店

Relay Question
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入社9年目 山本 亜梨紗さんより質問

仕事におけるいちばんのやりがいを教えていただきたいです。これまで様々な役割や担当を経験されていると思うので、そのなかでの変化があればそちらもお教えください。


「サブメンズ責任者として、ショップメイクに携わっていることです。新人時代は知識もスキルもなかったため手伝うことしかできず、ただ憧れているだけだったので、お客様が快適で見やすい売り場を作ることができたときに達成感を感じます。なかでも、マネキンの着せ付けにはこだわりがあり、お客様目線に立ち、参考になるコーディネートを本気で考えています。だから、僕が組んだコーディネートを気に入っていただけたり、それをきっかけにお求めいただけたときは単純にうれしいですね。月並みですが、新人時代も現在も、お客様から『ありがとう』と言っていただけることがいちばんやりがいを感じる瞬間です」。

Question

ユナイテッドアローズで働いてきた10年間のなかで、井元さんがいちばん感謝の気持ちを感じた出来事は?


「入社して間もないとき、カップルのお客様が来店されました。たしかドット柄の長袖シャツをご購入いただいたと記憶しているのですが、お会計の際、どちらがお支払いするかというお二人のやりとりをお伺いして、これはきっとサプライズプレゼントだなと判断し、こちらから『プレゼントですか? すぐに包装できるのでお任せください!』とお伝えし、包装させていただきました。そのときもすごく喜んでいただけたのですが、後日お客様からお礼のお手紙を頂戴したんです。わざわざ時間を割いて自分のためにお手紙を書いていただいた様子を想像すると、あのときに自分がとった行動はお客様にとって最善のものだったのだととてもうれしく、同時に感謝を感じました。幾度かお手紙やお電話をいただきましたが、いちばん心に残っています」。

Question

いまいちばん「ありがとうございます」という言葉を伝えたい人は?



「ユナイテッドアローズ&サンズの元ディレクターの方です。とにかくファッションに対する情熱とセンスが大好きで、入社前からずっと憧れていました。その方がいなければ、ユナイテッドアローズに入社することもなかったのでは? とまで思うほどに影響を与えていただいた方です。原宿店在籍時には、洋服をはじめ様々なことを教えていただきました。いまもこれからも『ありがとうございます』とお伝えしたいです」。

PROFILE

井元 直幸

ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ なんば店

大学在籍時にストリートブランドのショップでアルバイトとして販売員のキャリアをスタート。2008年にビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 梅田店(現在はクローズ)のオープニングスタッフとして入社した後、原宿、心斎橋、京都など複数の店舗に勤務。自身7店舗目となる現在のなんば店では、メンズフロアサブ責任者としてショップメイクや店舗運営に携わる。

次回は入社11年目、ユナイテッドアローズ アウトレット 神戸三田店に勤務する林 大介さんにインタビューします。

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