入社8年目 平手 優さんより質問

お客様に喜んでいただくために、店長として大切にされていることはありますか？

「お客様に喜んでいただくためには、まずはスタッフが成果を感じられる環境や挑戦したいという意欲を持てる環境が必要です。そのために、メンバーのモチベーションアップを図れるよう気を配り、積極的に話しかけるようにしています。メンバーが自然と行なっている行動のなかで、以前に比べて“お客様目線”で行動できていると感じた際にはしっかりと言葉で伝えたり、感謝の気持ちも素直に伝えるよう意識していますね。そうすることで、自分のやっていることがお店のため、お客様のために繋がっていると実感してもらうことができ、メンバーからも『もっとがんばりたいという気持ちになれました』と前向きな言葉をもらえる機会が増えました」。

ユナイテッドアローズで働いてきた9年間のなかで、山本さんがいちばん感謝の気持ちを感じた出来事は？

「入社から3年目を迎える頃に、ひとりの顧客様からいただいた言葉は、とてもうれしいものでした。その方はユナイテッドアローズグループでよくお買い物をしてくださる方で、あまり接客されることを好まず、どの店舗に来店されても基本的にはおひとりで選んで納得したものを買われるお客様だったんです。そういったことを理解した上で、店舗にいらっしゃった際は必ず『こんにちは』とお声かけをし、少しずつ距離を縮めて、共通の趣味やご主人様を交えてお話しができるようになった頃に、『買い物は自分で選びたい方だけど、靴は絶対に山本さんに一緒に選んでほしいからここに来ています。接客はここでしか受けていないんですよ』と言っていただけました。お客様のお買い物のなかで、私との時間を選んでいただけることがとてもうれしく、販売員といてご提案できることの喜びを再確認できる機会をいただけたことに、いまでも感謝しています」。

いまいちばん「ありがとうございます」という言葉を伝えたい人は？

「お店のメンバー全員に『ありがとう』と伝えたいです。目指すべきオデット エ オディール 新宿店の実現に向けて、店長としての私の想いやブランドの想いに賛同し、よりお客様に喜んでいただくためのアイデアを積極的に出し合い、全力を尽くしてくれているメンバーには本当に支えられています。どんな社歴のメンバーと話しても、“お客様に喜んでいただくために”の視点で自分の想いを話し合うことができる環境なので、日々刺激を受けることができています。今後どんなときも全員が『ここで働けてよかった、楽しい』と思える環境を作り、これからもお客様に選んでいただけるお店でいられるよう尽力していきます。いつも本当にありがとうございます」。