連載
UAではたらくヒト
ユナイテッドアローズで働く30名のスタッフを迎え、入社1年目の方から順にインタビュー。感謝の気持ちを感じた瞬間と伝えたいヒト。そして後輩からの質問にお答えいただきつつ、1年上の先輩にも質問していただくリレー方式でお届けします。
Photo:Mitsugu Uehara
川村 咲
ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 新宿店
入社5年目 神 美郷さんより質問
ユナイテッドアローズに6年間勤務して、自身にとって「ファッションとは?」を考えたときに何か変化はありましたか? 私は5年目で考えに変化があったので、川村さんのお話をお伺いしてみたいです。
「入社前は『ファッションとは?』なんて考えたことはあまりなかったんです。でも、働き始めてからたくさんのお客様とお話ししたり、自分自身でも勉強する機会が増えることで、いろんな感性があって、感覚的な面も論理的な面もあることに気付きました。一言で表せないくらい奥深くておもしろい世界だと思います。きっとこれから仕事を続け、ライフスタイルが変わっていく上で、また『ファッションとは?』と改めて考えるときには、違う考えや新しい発見があると思うので、楽しみにしています」。
ユナイテッドアローズで働いてきた6年間のなかで、川村さんがいちばん感謝の気持ちを感じた出来事は?
「新宿店に異動して間もないころ、慣れない環境で少し不安だったのですが、異動前に勤務していた町田店の顧客様が遊びにいらしてくださったことです。ご夫婦の方や小さい男の子、ご家族みなさまで『元気にやってるか心配で見に来たよ!」とご来店いただきました。それぞれのお仕事の合間やお出かけ帰り、ご予定のついでに…と、お忙しいなか貴重な時間を私に割いていただけたことがとてもうれしく、そのお気持ちが大変ありがたかったです」。
いまいちばん「ありがとうございます」という言葉を伝えたい人は?
「お客様や一緒に働いているメンバーはもちろんですが、これまで育ててくれた両親に感謝の気持ちを伝えたいです。仕事をする上でのものの考え方やマナーを、知らないうちに教えてくれたりフォローしてくれていたことに、働き始めてやっと気づくことができました。また、どんな業種でもひとつの仕事をやり続けることや、ライフスタイルが変わってもそのなかで自分ができる仕事にチャレンジする姿は見習いたいですし、勉強になっています」。
PROFILE
川村 咲
ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 新宿店
学生時代にアパレルショップでのアルバイト経験から接客の楽しさを知り、2013年に新卒入社。ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 町田店に配属される。2015年、 新宿店に異動。2017年にはデベロッパー主催のロールプレイング大会で優勝。現在は接客教育担当として店舗勤務。