連載
UAではたらくヒト
ユナイテッドアローズで働く30名のスタッフを迎え、入社1年目の方から順にインタビュー。感謝の気持ちを感じた瞬間と伝えたいヒト。そして後輩からの質問にお答えいただきつつ、1年上の先輩にも質問していただくリレー方式でお届けします。
Photo:Mitsugu Uehara
平手 優
ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 武蔵小杉店
入社7年目 髙倉 凜々子さんより質問
時短勤務で働く上で、いちばん大切にしていることはなんですか?
「ありがたいと思うことに対して、感謝の気持ちを必ず言葉で表すことです。自分の気持ちは、言葉にしなければ相手には伝わらないと考えていますので。日々定時で帰宅すること、子供の看病で急なお休みをしてしまうこと。これは店舗にいるメンバーの協力があってのことですから。時短勤務という制度ではありますが、やはりメンバーの存在なくして私の働き方は実現できません。快く送り出してくれることは本当にありがたいと感じていますし、決して当たり前だと思ってはいけないと考えています。そして、メンバーが日頃から私を助けてくれるからこそ、私自身もメンバーが困ったり、悩んでいるときは、一緒に解決への道を見つけられる存在でありたいと思います」。
ユナイテッドアローズで働いてきた8年間のなかで、平手さんがいちばん感謝の気持ちを感じた出来事は?
「3年に渡って担当させていただいたお客様から、異動時にいただいた言葉がいちばん心に残っています。きっかけはデート用のお洋服選びをお手伝いさせていただいたことから始まりました。その後その方とのお付き合いが始まったようで、ご婚約、ご両家のお顔合わせやご結婚式の二次会、お子様のご誕生と、普段のお洋服選びだけでなく、大切なイベント毎にご利用いただきました。私が異動で店舗を離れることになった際にお手紙をいただき、『平手さんの接客と洋服で私たちの生活がさらに彩られた気がします。本当にありがとう』と大変うれしいお言葉を頂戴し、自身のやってきたことに対しいてお客様から感謝の言葉をいただけたと感じました」。
いまいちばん「ありがとうございます」という言葉を伝えたい人は?
「時短店長として働く上で協力してくださっている方々に伝えたいです。まず、家族。時短店長にチャレンジしたいという私の想いを理解し、子供と私のために全力でサポートしてくれている主人と両親には、本当に感謝しかありません。家族の理解と協力がなければ、チャレンジすることもできなかったと思います。次に店舗の仲間。時短勤務に理解を示し、私を支えよう、助けよう、一緒にがんばろうとしてくれているメンバーの存在は心強く、本当にありがたいと感じています。自分たちにとって前向きにチャレンジできる場であると捉えてくれていることにも感謝しています。そして、上司。時短でも成長したいと考える私に、店長という新たなきっかけを与えてくださいました。また、復帰後も常に気をかけてくださっています。仕事においては任されている責務を全うするためのアドバイスをしてくださり、変わらずに指導していただけていることは本当にうれしく思っていますし、『ありがとうございます』と伝えたいです!」。
PROFILE
平手 優
ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 武蔵小杉店
2011年新卒入社。ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 新宿店に勤務した後、長野店へ異動、店長に就任。武蔵小杉店でも店長として勤務する。結婚、出産、育児休暇を経て、現在は武蔵小杉店で時短店長として店舗運営やマネジメントに携わる。