連載
UAではたらくヒト
ユナイテッドアローズで働く30名のスタッフを迎え、入社1年目の方から順にインタビュー。感謝の気持ちを感じた瞬間と伝えたいヒト。そして後輩からの質問にお答えいただきつつ、1年上の先輩にも質問していただくリレー方式でお届けします。
Photo:Mitsugu Uehara
神 美郷
ロク 渋谷キャットストリート店
入社4年目 宗像 将大さんからの質問。
ユナイテッドアローズに入社して働く上でのやりがい、また、モチベーションを高く維持する秘訣はありますか?
「頑張りすぎず、楽しむ事がいちばんだと思います。そこには貪欲さを持つことを心がけています。どの仕事でも同じ事が言えますが、例えば、ミスをしない様に…、クレームを起こさない様に…、怒られない様に…よりも、相手が喜んでもらえる事を優先に考えれば良い意味でラクに仕事ができます。私のお店は、衣、食、住、芸術、音楽など、それぞれ強い個性と高い感度を持った人間の集まりだと思うので、日々身近で刺激を受け共感できるのが特権で、モチベーションUPに繋がります。私の立場上、売場を作るときも“楽しさ”は重要で、“気”はお客様に伝わるんだなぁと実感しています。自分自身が高揚感の湧く売場でないとお客様もワクワクしないですし、お客様のキラキラした目が見られたときには、心からやりがいを感じます」。
ユナイテッドアローズで働いてきた5年間のなかで、神さんがいちばん感謝の気持ちを感じた出来事は?
「2年ほど前、顧客様からいただいた一言に感銘を受けたことがあります。『以前は服を買うことは、あれが無いな…と足りないものをただ買いに行くだけだったのに、ロクを知ってからは、この服が着たい! このコーディネートがしたい! と思って買うようになりました』とおっしゃっていただけたときに、ついウルっとしてしまいました。まっすぐに伝えてくださったお言葉は忘れられないですし、感謝の気持ちでいっぱいです」。
いまいちばん「ありがとうございます」という言葉を伝えたい人は?
「職場のメンバーです。私がターニングポイントを迎えるとき、いつも側にいてくださる上司、公私ともに喜怒哀楽を共有できる先輩や後輩。こんなに信頼関係が築ける職場もなかなか無いんじゃないかと思います。感謝しかないです」。
PROFILE
神 美郷
ロク 渋谷キャットストリート店
2013年入社。ユナイテッドアローズ 横浜店、ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷キャットストリート店に配属後、ロク単独店オープニングにあたり、ロク 新宿店へ異動。現在はロク 渋谷キャットストリート店にて商品担当者としてリーダー業務を遂行している。