連載
UAではたらくヒト
ユナイテッドアローズで働く30名のスタッフを迎え、入社1年目の方から順にインタビュー。感謝の気持ちを感じた瞬間と伝えたいヒト。そして後輩からの質問にお答えいただきつつ、1年上の先輩にも質問していただくリレー方式でお届けします。
Photo : Mitsugu Uehara
宗像 将大
ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 船橋店
入社3年目 井家 千尋さんからの質問。
男性から見た〈エメル リファインズ〉というブランドはどのような印象ですか?
「とにかく上品な印象があります。トレンドに敏感な若い女性で、そのなかでも仕事ができる人のような、気品がある方々によくご利用いただいているのではと思います」。
ユナイテッドアローズで働いてきた4年間のなかで、宗像さんがいちばん感謝の気持ちを感じた出来事は?
「すべてのお客様に日々感じておりますが、入社1年目のときにできた顧客様に感謝を感じた出来事が、いちばん印象に残っております。入社してから数ヶ月ほど経ったころに初めてお会いし、地元が近かったことや、お客様ご自身が服が好きということもあり、とてもお話が盛り上がりました。それからは定期的にお店に足を運んでくださり、一時は約3ヶ月間、毎週土日の2日間に渡って会いに来ていただいたので、恐縮してしまうくらいでしたが同時にうれしく、とてもありがたかったです。さらに、販売員としてのやりがいを深く実感することができました」。
いまいちばん「ありがとうございます」という言葉を伝えたい人は?
「最初にエデュケーターとして指導してくださった方です。入社直後は、お客様視点どころか他人はどうなってもいいと思うくらいの駄目人間だったんです。その上気も強く、納得しないと人の言うことも聞かず口論してしまうほどでしたが、当時の先輩は、そんな私にも決して諦めず真摯に対応してくださり、自分が理解するまで指導してくださいました。そのおかげもあり、親族や知人からも『変わったね』と言われるくらい、相手の立場に立って周りの人のことを考えられるようになり、積極的に相手のために何かをしたいと思えるまで成長することができました。いまでは、私も後輩を持つ立場になったので、あの経験を活かし真剣に向き合い、ユナイテッドアローズで働くやりがいを持てる人をひとりでも増やしていきたいと考えています」。
PROFILE
宗像 将大
ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 船橋店
大学時代、アパレルショップでアルバイトをして接客の経験を積む。2014年の入社後、ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシングの千葉店、新宿店、船橋店の3店舗に勤務。現在は接客担当者として、主に新人に接客の指導を行っている。