連載
UAにまつわるモノ
ユナイテッドアローズのスタッフ、また所縁のある方々に、“UAにまつわる思い出の一品”を紹介していただきます。第8回は、エイチ ビューティ&ユース・バイヤーの深沼 薫さんです。
Photo : Yohei Miyamoto
NIKEのエア マックス 93
BEAUTY&YOUTH, WOMENS
ファッションとして意識した最初のスニーカー。
「スニーカーは中高校生のときからコンバースのオールスターなどを愛用してきましたが、ナイキのエア マックスは、私のなかでファッションとしてのスニーカーの地位をグッと引き上げてくれた存在。初めて手にしたきっかけは学生時代に友人が履いていて、ずっと『いいな~』と言っていたらワンコインほどの値段で譲ってもらえました。その頃にスニーカーをキーにしたスタイルが確立された気がします。90年代に青春を過ごしてきた私の世代ではきっと当たり前のことだと思うのですが、とくにエア マックス 93は、このカラーリング含め都会的かつフューチャリスティックな雰囲気がきれいな服装にもマッチしやすいので、復刻が出る度に買い直していますね。ほかにもたくさんのエア マックスがありますけど、この踵のエアヒールユニットが、小柄な私のバランスを整えてくれているように感じます」。
PROFILE
深沼 薫
エイチ ビューティ&ユース・バイヤー
1996年入社。ユナイテッドアローズ 渋谷店や渋谷公園通り店の販売スタッフを経て、2001年より商品部に異動。アシスタントバイヤーを経験した後、2010年よりビューティ&ユース ユナイテッドアローズのウィメンズディレクター兼バイヤー、2016年よりエイチ ビューティ&ユース のバイヤーを務める。