ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること

連載

UAにまつわるモノ

ユナイテッドアローズのスタッフ、また所縁のある方々に、“UAにまつわる思い出の一品”を紹介していただきます。第5回は、ビューティ&ユース・ファッションディレクターの小沼 悠子さんです。

Photo : Yohei Miyamoto

VOL.5

Maison (Martin) MargielaのエイズTシャツ

BEAUTY&YOUTH, WOMENS

アーカイブしてこそ感じる楽しみ。

「マルジェラが好きになったのは先輩の影響で、90年代から足繁くショップへ通い、毎回商品を見る度に衝撃を受け、憧れを抱いていました。そして、ユナイテッドアローズに入社した後も周りの先輩方の教えを受けながら、買うものリストのなかには常にエイズTシャツが。時代に左右されない普遍的なアイテムで在り続けることの重要さと、そのもの自体は変わらずとも掛け合わせる他のアイテムが進化していくおもしろさは、30周年を迎えたユナイテッドアローズに通ずる部分を感じますね。いままで手放してしまったものも多数ありますが、当時の生活とともに私の思い出になっています。また、“・”の有無や英文プリントの擦れ、タグなど、年代ごとに異なるディテールにヴィンテージアイテムのようなアーカイブ感がありテンションが上がります」。

PROFILE

小沼 悠子

ビューティ&ユース・ファッションディレクター

1999年入社。ユナイテッドアローズ池袋店や新宿店の販売スタッフを経て、2007年より商品部に異動。アシスタントバイヤー、バイヤー経験したのち、2018年よりビューティ&ユースのウィメンズディレクター兼バイヤーを務める。

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