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  • “ショッピングバッグ”から始まるふたつの“いいこと”。
  • 2017.08.02 WEDNESDAY

ユナイテッドアローズ社が行っている「REDUCE SHOPPING BAG ACTION」のことは、ご存じでしょうか? これは、店舗でのお買い物時、ショッピングバッグが不要の場合にお断りいただくと、1回ごとに森林保全団体へ10円寄付される活動のこと。これまで多くのお客さまにご協力いただいていましたが、8月7日からは新たに、お客さまにハウスカードのポイントが付与されます。「REDUCE SHOPPING BAG ACTION」について、これまでの活動を振り返りつつ、新たな内容について解説します。

Photo:Takahiro Michinaka
Text:Noriko Oba

シミュレーションで体験!「REDUCE SHOPPING BAG ACTION」とは?

さて、この活動は実際に店舗ではどのように行われているのでしょうか。シミュレーション画像とともに解説します。

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販売スタッフ:「ショッピングバッグはご利用になりますか?」
お客さま:「今日は、マイバッグを持参したので、これに入れてください」

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販売スタッフ:「ありがとうございます。ショッピングバッグをご辞退いただいたくと、森林保全団体へ10円寄付される活動を行っているんですよ。さらにハウスカードに10ポイントもプレゼントさせていただきます。アプリの会員証ですね、ご提示ありがとうございます」。…ピッ。

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ショッピングバッグの使用をご遠慮いただいたお客さまにはハウスカードのポイント10ptを贈呈するシステムが8月7日より始まります。
※8月7日〜9月3日までの期間はリニューアルキャンペーンとして特別に20pが付与されます。

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販売スタッフ:「『REDUCE SHOPPING BAG ACTION』にご協力いただき、ありがとうございました」。


集まった寄付金はどう使われている? お買い物から森づくりまでの流れ。

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お客さまのご協力により「REDUCE SHOPPING BAG ACTION」にご寄付いただいた寄付金は、どのように森づくりに役立っているのでしょうか。

①ユナイテッドアローズ社の店舗でお買上げいただいたお客さまにショッピングバッグの使用をご遠慮いただくと…

②そのおかげで、1回につき10円が森林保全団体「more trees」へと寄付されます。

②国土の70%が森林である日本において、木を間伐し森林を健康にし、木を適切に使い循環させることは大きな課題。寄付された10円は、森を整備し再生する「more trees」の活動をサポートします。

④現在、寄付金は「more trees」が行っている東北の木材による木造仮設住宅の建設費用等を支援する「東日本大震災被災地支援プロジェクト『LIFE311』」に活用されています。


店舗ごとにお客さまとのエピソード満載!

各店舗では、どのようにお客さまに声をかけ、またお客さまからどんな反応をいただいているのでしょう。

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「この活動が毎年少しずつ広がっていることを実感しています」と言うのは、〈アナザーエディション〉ルミネエスト新宿店の木村友美(きむらゆみ)さん。「活動をお伝えするとき、お会計の段階になってから、突然『実は、REDUCE SHOPPING BAG ACTIONという活動がありまして』と話し始めるのは、お客さまにも唐突感を与えてしまうので、どのようにお伝えするのがスムーズか、受け入れていただきやすいかなどを考えながら話すよう、心がけています。

商品をご購入いただくまでの間にいろいろな会話をしていき、最後にお伝えしたり。または他店でご購入したショッピングバッグをお持ちの方には、『よろしければまとめましょうか』とお声がけしてから『実は、ショッピングバッグをお断りいただくと、森づくりをしている団体に10円が寄付されるんです』とお伝えすると、『そうなんですか、いいですね』などと賛同していただけることが多いです」。

レジ前にて“REDUCE SHOPPING BAG ACTION”の連鎖が起きたのは木村さんにとって忘れられない出来事だと言います。「ひとりのお客さまにご説明をしたところ、『あ、それならバッグは結構です』とお断りいただいたのですが、その次のお客さまもご説明する前に『私も大丈夫です』、次のお客さまも『あ、私も』『私も結構です』と連続したときは、とてもうれしい気持ちになりました。スタッフ間でも好事例については、常にシェアするようにしているのですぐに皆に伝えて共有しました。こういった活動は、私たち販売スタッフの伝え方や情熱次第で、広がり方が大きくなると思うので、まずは私たちが活動に対する気持ちを確認して、意識することが大切だと感じています」。

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続いては、〈ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング〉ルミネ新宿店へ。川村咲(かわむらさき)さんにお伺いしました。「お包みの際に必ず『バッグはご利用になりますか』とお声がけしているので、そのときに「バッグはいりません」と、お断りいただいたお客さまでお時間がある方には「実は“REDUCE SHOPPING BAG ACTION”という活動があって…とご説明することもあります」とのこと。

「お客さまからは、『コンビニやスーパー、お店でなるべく買い物袋は断るようにしているけれど、それがどのように役に立っているかは実感できないことがほとんど。こうやって森づくりに役立つと具体的にわかるとうれしい』と言っていただけたり、『森林のことや環境など、自分も何かしたいけれど具体的に何をしたらいいかわからなかった。ショッピングバッグを断るだけで、というのは手軽でいいね』などの声もありました」。最近はエコ活動に興味をもっている方も多いので、その流れとともに活動が広まっているのを感じています、と川村さん。

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続いては〈ディストリクト ユナイテッドアローズ〉へ。森山真司(もりやましんじ)さんに活動について聞きました。「ここは場所柄、近くで働いているお客さまが、少し空いた時間にふらりといらっしゃることもあるので、“REDUCE SHOPPING BAG ACTION”の活動を知らない方からも『袋はいりません』という声をいただくことが本当に多いですよ。昔は、ショッピングバッグをもらうこともお買い物の楽しみのひとつと捉えられていましたが、結局捨ててしまうことや、溜まったバッグがかさばる…などの経験や、今の時代の『モノを減らしたい』という気分も重なって、結果的に“REDUCE SHOPPING BAG ACTION”に参加していただいていることが増えました。そんな方が、レジ前に置いているPOPを見て『こんな活動があるんだ』と知ってくださることもあります。そうそう、音楽が好きなお客さまから『坂本龍一さんが代表を務めている『more trees』ですよね』と声をかけていただいたこともありましたね」。

お客さまにショッピングバッグを辞退していただいたその行為をきちんと生かすために、スタッフ間で気をつけなければならないことがある、と森山さん。「辞退していただいた場合、レジで所定のバーコードをスキャンするのですが、この操作をどんなに忙しいときでも忘れてしまわないよう、最後まで気持ちを抜かないよう、これからも定期的にスタッフ間で確認していきたいですね。これからは、お客さまにもポイントで還元されるというのはとてもいいと思います。さらに広まっていくとうれしいですね」。

それぞれの店舗で、さまざまなスタッフの気持ちとともに広がっている「REDUCE SHOPPING BAG ACTION」。ショッピングバッグ辞退というアクションが、森林保全へとつながり、さらにはハウスカードのポイント加算も行われるという、ふたつのうれしさが付いたこの取り組みにどうぞご参加ください。

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REDUCEとヒト
『LIFE311』の地、気仙地域に暮らし、働き、生きる人々。

REDUCEとモノ
岩手県気仙郡住田町。林業の町の「川上から川下」までを追って。


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